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2019年1月31日木曜日

第一回「藤珠会」

2019年、平成31年を迎えて、はや一月が経とうとしています。後れ馳せながら、今年も宜しくお願いいたします。

本年1月27日に自身主催の、第一回「藤珠会」も無事終わり、これも偏に皆様方のお蔭様だと深く感謝しております。

主催する事、会主をすることで、よくよく色々な事を学びました。
嫌な事も良い事もありました。

舞踊界は魑魅魍魎の世界ですが、日本舞踊そのものは、素晴らしい芸術だと信じております。
救いは、門下一同が緊張や反省や失敗を含めても、舞台を楽しんでくれた事ですかね。
僕自身が踊る喜びは勿論ですが、お弟子が一所懸命にお稽古して本番を迎える喜びも、感じるようになりました。
弟子共々、次に繋がるよう、これからも共に精進していきたいです。

ご指導ご鞭撻下った先生方、ありがとうございます。
会を盛りたてて頂いた賛助、演奏、スタッフの皆様方、ありがとうございます。
特別出演して頂いた御家元様に深く感謝しております。

そして、豊之助先生。いらしてたら、ご叱正なされると思います。まだまだ足りない事ばかりです。がんばります。少しでも褒めて頂けるよう一生精進します。ありがとうございました。

藤間豊彦

2018年10月26日金曜日

ドイツ、ベルリン、ニホンブヨウ

今年もドイツに行ってきた。今年はベルリン。
「Gintersdorferklaßen」というアートパフォーマンス集団が「Kabuki Noir」という作品を、ドイツのHAU Hebbel am Uferというシアターで来月上演する。

ドイツは現在難民が非常に多く、たくさんの問題を抱えている。ヨーロッパでは難民を受け入れる国があったり、拒否する国があったり。
そんな現実に、遥か東洋の演劇である歌舞伎の勧進帳が、彼らの心に響いたらしい。
歌舞伎を見ていくうちに、彼らはダンスパフォーマンス集団なので、日本舞踊の所作を自分達にも取り入れたい、取り入れようということで、去年ミュンスターで、彼らに観客付のワークショップをした。
今年はというと、彼らの新しい作品制作の為に、日本舞踊の所作の指導や解説、たまに振付、などをしてきた。

彼らの作品は、テーマを決めテキストを入念に作りあげた上のインプロ。そこに日本舞踊の所作をいれ、どうなるか。9人の全くジャンルの違うダンサーが挑戦し表現していくというもの。
僕は振りを伝えて帰国、今頃ベルリンではどう消化し表現するか、話し合い、取り組んでいることでしょう。来月の公演の映像をみるのが楽しみ。

日本と違うアートシーンに関わり、またドイツ語も英語もできないのに踊りで通じ合えたこと、とても貴重な経験でした。
てゆうか、通じてればいいな。


最後に、これからは日本舞踊を「Japanese-traditional-dance」ではなく「nihonbuyou」として発信していくべきだ、と海外で活躍する藤間の大先輩から以前伺った。
今回通訳さんに日本舞踊をそのように訳して下さいとお願いしたら、その方が分かりやすいとのこと。
確かに日本の伝統的な踊りとなると盆踊りやその他、津々浦々箇所箇所のものも含まれますからね。
日本舞踊は、歌舞伎舞踊から派生した「ニホンブヨウ nihonbuyou」という名のひとつのジャンルなのです。

2018年10月5日金曜日

お知らせ

Yahoo!ジオシティーズのサービス終了に伴い、ホームページを移転しました。
これからは
https://fujimatoyohiko.com
よりアクセスください。

僕が原宿に引っ越してから13年、同じ時期にプロバイダ契約して、最初は手探りでホームページを作ってみました。
その後、紆余曲折を経て、ホームページのおかげで知り合った方もたくさんいます。
Yahoo!ジオシティーズさんからの終了に伴うお知らせで、僕が響いたメールの箇所の抜粋です。

「Twitter上では「昔作成したホームページがジオシティーズに残っている、黒歴史だから早く消えて」というつぶやきも見かけます。長期にわたり更新されていないホームページについては、規約にのっとり削除することも可能でしたが、誰かが必要としているかもしれないページを削除するのは忍びなく、できるだけ残す方針を続けてきました。」

ふと、師匠を思いだしました。
師匠の死後、お稽古場の整理をしていると、誰のものか判らない置き浴衣(稽古着)が多数。
毎年、底ひっくり返すぐらいの大掃除をしても、毎回捨てずにとっておいてました。
思えば僕が20代、この業界に悩んだ事もあり、結果師匠に不義理した時もありました。
それでも、師匠は待っていて、受けとめてくれて、今があります。
失敗もあり挫折もあり、今があります。

全然ケースも違うし、何ノスタルジーに浸ってるのと思いますが、Yahoo!ジオシティーズさん、今までありがとうございました。

2018年8月17日金曜日

藤珠会

来年2018年1月27日(日)に国立小劇場 で舞踊会を催します。会の名前は「藤珠会」
これは祖母が藤間万左珠として活動していた時の一門の会の名前で、その名前を復活。
今後、私共親子門下一同「藤珠会」として活動して行きます。
今回の会は一門総出のお浚い会です。

番組は20番程度を予定しており、近くなったらHPで紹介しますが、それこそ祖母のお弟子さんが九州から遥々出演してくれるし、賛助の先輩後輩方もご協力頂けるし、身内ばかりですがありがたくも公演できることに幸せを感じます。
同門の先輩と後輩、師匠のご子息の勘護師も華を添えて頂き、そして、なんと今回、お家元様が特別出演して下さる事になり、恐悦至極であります。

今年の六月で師を亡くして一年。
大きな環境の変化の中、ようやく落ち着いてきました。
僕自身、師を偲ぶ気持ちで舞台を勤める所存です。

2018年1月17日水曜日

ゆく年くる年

明けましておめでとうございます。
結局2017年は一度も更新しないまま、明けて2018年。
今年も宜しくお願いいたします。

昨年、僕にとって激動の一年となりまして、2017年は生涯忘れない年であります。

仕事の方はすこぶる順調で、まず藝◯座では、2月藝◯座北米ツアーに参加、NYとトロントなどで公演、4月洗足学園でオズの魔法使いの再演、12月には6回目の越谷公演。
日本舞踊協会では、2月の協会公演、6月に新作公演の委員なるものになり初めてのお仕事、そして11月には約2週間、鳥取島根広島岡山をまわる学校巡回公演。
個人の活動では祖母の「藤珠会」を継承、8月宮崎でお浚い会、そして来年の国立での会の準備。
9月にドイツのミュンスター彫刻プロジェクト2017にワークショップ講師として参加、単身渡独、自転車通勤でシアターに往復する10日間。
12月藤間流が主催する藤盛会チャリティー公演に若手四名で出演、今思えばこの舞台がこの年一番楽しかった気がする。
ライフワークである越谷保育園での日本舞踊のレッスンは、ありがたいことに新聞の記事に取り上げていただきました。

他にもいただいたお仕事で、スターダンスバレエ団と共演させていただいたり、銀座シックスの観世能楽堂で踊らさせていただいたり、NHKの民謡魂にちょこっと出演させていただいたり、他にも舞踊会で北は北海道、仙台、富山、壱岐、武雄温泉など様々なところに行かさせていただきました。

ひとつひとつに思い出があり感動があり思う所もあり、風化しないようにその都度都度で、細かに更新すればいいのですが。
なかなかそういう心境にならない事がありまして。
それはもう仕方がないことなので、時間をかけてもしっかりと受け入れて、自分に向き合っていこうと。
そう思う所存です。

みなさまどうぞ今年も宜しくお願いいたします。

2016年10月5日水曜日

東京は今日も、ほぼ毎日、雨だった

今年の夏は梅雨からの雨が続き、
さらに台風、秋雨と秋になっても始終雨が降っている。

だいたい一雨ごとに秋になるはずが、ならないし。
夏服しまえないし。
でも突然涼しいし。
洗濯もの乾かないし。
とにかく風邪をひかないように、気をつけている。

これだけ雨が降って、印象に残る今年。
僕にとっても今年、2016年は忘れられない年になりそうだ。

リオデジャネイロオリンピック。
夏の甲子園、我が母校、作新学院優勝。
イチローの日米通算最多安打。
衝撃の、こち亀連載終了。
ペルソナ5、FFXV発売。
世の中では、その他にも、たくさんの事が起こっているけれど、
僕にとって印象深いニュースだった。

そして僕個人としては、
藝○座10周年記念公演、
藤盛会『太刀盗人』、
祖母の十三回忌公演、

と8月から9月の間に非常に密となった毎日を過ごした。

藝○座が今年10年目を迎えた事に、驚きと感謝、そして多少の戸惑い。
今回の公演では、後輩がとても頑張っていた。
みなさま僕もがんばりますので、宜しくお願い致します。

そして僕の中で特に大きかったのが『太刀盗人』。
国立大劇場で、僕は田舎者の役で出演。

今回はこの演目が、藤盛会の企画作品のひとつになっていた。

お稽古はもうガチガチ。

改めて、役を考えること、演目を大事にすること、自分が未熟なことを感じました。
不出来な僕ですが、それでもチャンスがあり、助言指導をいただき、今ある環境に本当に感謝です。

祖母の十三回忌の会ができたのもそうです。支援応援して下さるみなさまのお陰です。

夏の間に様々ありましたが、春前からも様々舞台を踏ませていただき、プライベートも様々あり、これから冬にかけても、まだまだ様々あるんだろうなと、思います。

東京の普段の稽古で、少しほっとするのも幸せなことです。

僕はやはり藤間が好きです。

2016年7月30日土曜日

あどけない話

今日、帰りに子供が星を数えてた。
「3つあった」
指をさし星を数える子供に、父親が「一番光ってるのが金星だよ」と言っていた。
しばらくすると、子供が「もうひとつあった」と指をさす。
ちょうど、夜が始まるころ。